「そのレギュレーター、どこまで信頼できる?JISとEN250の違いから考える安全基準」
2025/07/04
はじめに
ダイビングで使用する「レギュレーター」は、安全性が何より大切な器材です。
今回は、器材の「安全基準」として知られる 日本のJIS規格とヨーロッパのEN250規格について、初心者にもわかりやすく比較しながらご紹介します。
※なお、本ブログはJIS規格を否定するものではありません。
日本国内でも多くの製品がJIS規格に基づいて製造・使用されており、適切な環境下であれば安全性に問題はありません。あくまで、これから器材を選ぶ方に自分の考えで、自分に適した器材を選べるように、というアドバイスを目的としています。
💡そのレギュレーター、安全の基準はどこで決まる?
ダイビングで最も大切な器材のひとつ、「レギュレーター」。
価格やデザインに目が行きがちですが、本当に大切なのは “安全性” の裏付けがあるかどうかです。
でも、その安全性って、どうやって証明されているのでしょう?
実はレギュレーターには「規格」があり、日本で使われるJIS規格と、世界的に使われるEN250規格という基準が存在します。
💡JIS規格とEN250規格、何が違うの?
日本工業規格(JIS) | 📍対象地域:日本国内 📍試験環境:通常環境(浅場・常温) 📍呼吸性能:一定条件下での流量テスト 📍安全設計:国内基準に準拠 実際の過酷な環境を再現して検査 📍マーク表示:明確な表示義務なし | |
|---|---|---|
欧州規格(EN250) | 📍対象地域:EU諸国・国際基準 📍試験環境:水深50m・水温10℃以下 📍呼吸性能:大呼吸時・冷水時でも安定か検証 📍安全設計:実際の過酷な環境を再現して検査 📍マーク表示:CEマークとして明示される |
一言でいうと:
JIS → “国内仕様”
EN250 → “国際仕様”
🔰初心者でもEN250対応モデルが安心なの?
JIS規格に準拠したレギュレーターが通常のレジャーダイビングでは安全性に問題があるわけではありません。
日本国内で販売されている多くのレギュレーターも、この基準に則って設計・製造されています。
ただ、私たちがここでお伝えしたいのは、「ほんの少しだけ想定を超えたとき」の安心感です。
たとえば――
- 潮の流れで水深がいつの間にか深くなっていた
- 冬の海やサーモクラインで急に冷たい水に入った
- 将来的にアドバンスやディープ、ドライスーツダイビングに挑戦してみたくなった
そんなときでも、EN250に適合したレギュレーターなら、裏付けがあるため不安が少ないといえるのではないでしょうか。
これは「いま」だけでなく、私たちが大切にしている「これからのダイビング人生」に寄り添う器材選びの視点。
少しでも不安を減らし、もっと水中を楽しんでもらいたい――そのための選択肢として、EN250対応モデルをご紹介しています。
🧭実は、JIS対応のみのレギュレーターもある
現在、日本国内で販売されている一部のレギュレーターは、JISには対応していてもEN250には非対応。
もちろん、それ自体が“悪い器材”というわけではありません。
でも、より一層の安心感を、、、と思うなら、最初からEN250対応モデルを選ぶほうが安心です。
🧭器材選びは“未来の自分”への投資
これから長くダイビングを楽しむなら、
「最初から信頼できる器材を選ぶ」という選択は、結果的に後悔のない買い物になります。
稲取マリンスポーツセンターでは、EN250規格対応の信頼あるモデル(APEKSなど)を実際に試せるモニター機会もありますし、何よりみなさんより数多くのダイビングをともに経験しているダイビングギアをダイバーの皆様にフィットするようにアドバイスしています。
気になる方はお気軽にお声がけください!














