「志津摩海底遺跡探査会-江戸城築城石を探る-」
2025/09/25
伊豆の海に潜ると、そこには生き物たちの世界だけでなく、江戸時代の歴史の片鱗が静かに眠っています。
実は、あの江戸城(現在の皇居)を築くために、伊豆半島の石が大量に切り出されていたことをご存じですか?
「志津摩海底遺跡探査会-江戸城築城石を探る-」
2025年10月4日(土)開催決定
国の科学研究費の助成を佐賀大学宮武教授が受けて、私どもと協力し、、宮武教授の陸上&海中での特別解説付きで開催いたします❗️
■ 江戸城の石垣と伊豆半島のつながり
徳川家康が江戸に幕府を開いた1600年代初頭、江戸城の拡張工事が本格化します。
その際、石垣の石材調達は全国の大名に命じられた「天下普請」の一環で行われました。
中でも、伊豆半島の海岸部は質の高い石材が豊富で、稲取・下田・熱海・伊東などには「石丁場(いしちょうば)」と呼ばれる採石場が多数存在していたのです。
切り出された石は、矢穴(やあな)という痕跡を残しながら港に運ばれ、船で江戸まで運搬されました。
石に大名家の刻印がされたものも陸上では発見されています。
■ 今も海中に眠る石たち?
石材の運搬には船が使われていましたが、悪天候や積みすぎによる沈没もあったとされ、今も伊豆の海の底には運搬中に落ちた「江戸城の石材」が眠っている可能性があります。
特に稲取や志津摩(しづま)といったダイビングポイント周辺では、陸上にも矢穴のある石が多数残されており、海中にも人工的な石の並びが見られる場所があります。
これが、ただの沈んだ岩なのか、それとも歴史を語る“証人”なのか──。
想像を膨らませながら潜ると、海の中がまるで歴史資料館のように感じられるかもしれません。
前回の調査で発見
海中に沈む築城石
前回の調査では佐賀大学の宮武教授のご協力により見事志津摩海岸で江戸城の為に切り出された石を発見しています。
天下普請
江戸時代に幕府が全国の大名に銘じて行う大規模な工事、天下統一を維持するうえでも重要だったかもしれません。
また、今日の稲取、いえ、伊豆半島の発展にも大きく寄与した可能性も捨てきれません。
大規模な公共工事、人力が重要であった時代、多くの人員がこの公共工事に携わる必要があったと思います。
人が集まればそれを承認が見逃すとは思えません、衣食住を満たすために多くの商人たちもきっと伊豆を目指したことでしょう。
それによる地域の発展があったことも大いに考えられます。
■ ダイビングで感じる「時間の流れ」
ダイビングといえば生き物観察や地形、透明度などが注目されますが、“時間”という新たな魅力に触れられるのも伊豆の海の特徴。
興味がある方は、ぜひスタッフに「江戸城の石ってどこで見られるの?」と聞いてみてくださいね!
■ 稲取のダイバーと石のロマン
実際、稲取のダイビングスポット「志津摩」周辺では、人工的な石列や、矢穴跡を持つ石材が海中に存在する可能性があります。これらが江戸城のために切り出されたものか、あるいは別用途のものかは特定されていませんが、「海底の遺構を観察する」ダイビング体験は、学術的価値とロマンの両方を提供してくれます。
ボートダイビングも実施予定
センター目の前の海でボートダイビング!!
■ 当日のスケジュール
・9:40集合
・10:00~11:00 宮武教授によるレクチャー(志津摩沖の沈没石材の映像上映、趣旨とスケジュール説明)
・11:00~11:30 セッティング
・11:30~12:30
【12:30~13:30 1Dive目】
・13:30~14:20 ミーティング(遅い昼食)
【14:30~15:30 2Dive目】
・16:00~18:00 宮武教授講演(30分程度)総括(ロギング)
ダイバー参加前条件は:自己管理ができるオープンウォーターダイバー認定以上のダイバーの方でありブランクなし、経験本数15本以上とさせていただきます。
器材レンタルは可能ですが各種キャンペーン、割引対象外になります。
江戸城という遠い存在が、実は私たちの身近な海と深くつながっている──
そんな歴史ロマンを、あなたの次のダイビングで感じてみませんか?













