初心者ほど意識してほしいポイント | ドライスーツやBCDの排気は「息を吐く」
2026/02/09
ドライスーツやBCDの排気は「水深を下げたい」操作
ダイビング中に、ドライスーツやBCDの空気を抜く(排気)という動作は、言い換えれば 「水深を下げたい」 という意思表示です。
- 浮きすぎている
- もう少し深度を下げたい
- 中性浮力に戻したい
こうした場面で、私たちは排気操作を行います。
ところが、このとき——肺が真逆の動きをしていたらどうなるでしょうか。
息を吸ったまま排気すると、体が逆らってしまう
息を吸うと、肺の中の空気量は増えます。
これはつまり、
- 体の浮力が増える
- 体は浮こうとする
という状態です。
その状態で、
- ドライスーツの排気
- BCDの排気
を行うと、「沈みたい操作」と「浮こうとする体」がぶつかることになります。
結果として、
思ったように水深が下がらない
といった、効率の悪い動きになってしまいます。
ドライスーツでもBCDでも考え方は同じ
これは、
- ドライスーツ
- BCD
どちらでも同じです。
この2つをセットで覚えておくと、
- 水深コントロールが楽になる
- 姿勢が崩れにくい
- 無駄に疲れない
ダイビングになります。
ウエイトを増やすのは本末転倒
排気がうまくいかないとき、よくある対処が 「ウエイトを増やす」 ことです。
確かに、重くすれば沈みやすくはなります。
しかしそれは、
- 排気と呼吸が噛み合っていない
- 肺が浮く方向に逆らっている
という根本原因を放置したまま、力で押さえ込んでいるだけです。
排気操作ができていない状態でウエイトだけを増やすのは、正直に言えば 非常に効率が悪い方法 です。
ウエイトを増やすほど、浮力調整は難しくなる
ウエイトを増やすと、
- 浮力変化が大きくなる
- BCDやドライスーツへの空気量が増える
- 排気量も増える
結果として、
- 操作が増える
- タイミングがシビアになる
- ますます排気が難しくなる
という悪循環に入ります。
本来は、
- 呼吸と排気を揃える
- 最小限の操作で水深をコントロールする
これができていれば、必要以上のウエイトは要りません。
正しい呼吸と排気姿勢ができたうえで → 必要ならウエイト調整」
ウエイト調整が悪いわけではありません。ただし、順番があります。
正しい呼吸と排気姿勢がとれたうえで水深コントロールが困難な場合、初めてウエイトを見直す
この順番を飛ばしていきなりウエイトを足すのは、新滝的負担も大きく、上達には遠回りな方法 です。
ドライスーツSPは「寒さ対策」ではなく「スキルアップ講習」
ドライスーツ・スペシャルティコースは、単なる装備の使い方講習ではありません。
- 排気と呼吸の合わせ方
- ウエイト調整の考え方
などなどを、実際のダイビングの中で整理していきます。
「なんとなく使っていたドライスーツ」が、「自分でコントロールできるギア」に変わると、ダイビングは驚くほど楽になります。
こんな方にこそおすすめです
- ドライスーツの排気がうまくいかない
- ついウエイトを増やしてしまう
- 浮力調整で疲れやすい
- 冬のダイビングがしんどいと感じている
▶ ドライスーツを「楽に使いこなす」ための講習はこちら
ドライスーツの排気・呼吸・浮力調整を、実際のダイビングで整理していくドライスーツ・スペシャルティコース を開催しています。冬のダイビングをもっと楽にしたい方は、ドライスーツSPで基礎から見直してみてください。













