教える側も学ぶ側も要チェック!CESAは唯一イラスト付きの“超重要スキル”だった!
2025/06/23
CESA(コントロールされた緊急スイミングアセント・Controlled Emergency Swimming Ascent)は、空気がなくなった状態を想定して、水中から呼気を出しながら浮上する緊急スキルです。
PADIではこのCESAを、インストラクターガイドにおいて唯一“イラスト付き”で詳細解説しているスキルとして明記しています。
これはつまり、「CESAは誤解を生みやすく、事故リスクも伴うため、インストラクターによってやり方がバラつかないよう、厳密にこの流れで教えてほしい」というPADIからの強いメッセージです。
CESAって何?なぜこんなに特別扱いされてるの?(コントロールされた緊急スイミングアセント)
CESA(Controlled Emergency Swimming Ascent)は、空気がなくなった状態を想定して、水中から呼気を出しながら浮上する緊急スキルです。PADIではこのCESAを、インストラクター教材において唯一“イラスト付き”で詳細解説しているスキルです。
これはつまり、「CESAは誤解を生みやすいため、インストラクターによってやり方がバラつかないよう、厳密にこの流れで教えてほしい」というPADIからの強いメッセージです。
🏊 プールでのCESA実施:互いの“認識ズレ”が混乱を生む
■ 講習生が混乱しやすいポイント
- 垂直ではなく「水平に泳ぐ」のがわかりにくい
- 「なぜ声を出すのか」の理由が理解されていない
- 終了タイミング(ゴール地点)が曖昧になりやすい
■ インストラクターの注意点
- 「これは垂直浮上の代用である」ことを説明する
→「本来は6~9mの深さを垂直に上がりますが、今日はその代わりにこの9mの距離を水平に泳ぎます」と具体的に伝える。
- 測って設定する →目印をつけて“水平移動距離”を明確に(講習プールや限定水域のサイズ把握は絶対必要)
- 講習生の「呼気の継続」と「速度」を並泳しながら観察
→プールでも「浮上姿勢や途中停止」に注意を払う
🌊 海洋実習でのCESA:準備不足はトラブルに直結
■ インストラクターの必須準備
ロープを使用することが絶対条件
→垂直浮上を安全かつ一定の速度で行うための目安
→講習生にとって“安心感のあるガイドライン”となる
- 浮上距離6mから9mの確保
- ロープにマーカーや色分けを施すと視認性アップ
- ロープ使用は、浮上速度を正確にコントロールするための命綱。
- 生徒を視覚的にも心理的にもサポートする重要な準備です。
■ 講習生への伝え方
生徒ダイバーへの伝達事項も厳密に決まっています、キューカードまたはインストラクターマニュアルを確認しながら伝えてください)
- 「ロープに沿って息を吐きながら、浮上してください」
- 「私はすぐ横にいます、必ず一緒に浮上しますので安心してください」
- 水面到達時には「浮力確保」まで一連で指導
📚 PADIが“唯一イラスト付きで教えている”スキルである意味
PADI教材には数多くのスキルが掲載されていますが、CESAだけがイラスト付きで詳細に説明されているのはなぜでしょうか?
それは、次の理由からです:
- 生徒が理解しづらく、事故リスクがある
- インストラクターによって指導方法にバラつきが出やすい
- 「マニュアル通りに正しく教えてほしい」スキルだから
つまりCESAは、“自由にアレンジしてはいけない”スキル、マニュアル準拠で教えることが、安全教育において絶対に必要なのです。
📚 CESAは「難しい」じゃなく「正しく教えるべきスキル」
プールでは「浮上だけど水平移動でイメージさせる工夫」を、
海では「ロープを用いた徹底的な安全対策」を。
そしてインストラクターは、PADIが唯一イラスト付きで解説するほど重要視するスキルであることを自覚し、手順を守って確実に教える。
受講生の安全のため、そして“本当に頼れるダイバー”を育てるために、
CESAこそ、丁寧に・繰り返し・正しく教えていきましょう。














