リフレッシュを受けたから「もう大丈夫」???
2026/09/12
リフレッシュダイビングを受けたら、もう大丈夫?ブランクダイバーが安全に潜り続けるために
久しぶりにダイビングを再開するとき、多くの方がリフレッシュダイビングを検討されます。
器材のセッティングや基本的なスキルを確認し、プールや穏やかな海で水中の感覚を取り戻すことは、安全にダイビングを再開するための大切な準備です。
しかし、特にブランクが長い方には、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。
一度リフレッシュダイビングを受けたからといって、以前と同じ状態に完全に戻ったとは限りません。
リフレッシュダイビングは「もう大丈夫」というゴールではなく、安全にダイビングを再開するための第一歩です。
リフレッシュダイビングの目的とは?
忘れていた手順を確認し、インストラクターのサポートを受けながら実際に練習することで、その日のダイビングをより安全に楽しむための準備を整えます。
ただし、限られた時間の中ですべての知識やスキルを、ブランク前と同じレベルまで戻せるとは限りません。
特に、経験本数が少ないまま長期間潜っていなかった場合は、1日の練習だけで十分な余裕や判断力まで取り戻すことは難しい場合があります。
「スキルができた」と「余裕をもって使える」は違います
プールでマスククリアや中性浮力ができたとしても、それだけでさまざまな海況に対応できるとは限りません。
実際の海では、次のような変化があります。
- 波やうねりがある
- 流れが発生する
- 透明度が低い
- 水温や使用するスーツが変わる
- エントリーやエキジットの方法が異なる
- 深度によって浮力が変化する
- バディや周囲の状況を確認する必要がある
落ち着いた環境で一つのスキルを実施できることと、変化する状況の中で周囲を確認しながら適切に対応できることは同じではありません。
安全にダイビングを続けるためには、スキルを一度成功させるだけでなく、繰り返し練習して、余裕をもって使える状態にしていくことが大切です。
ブランクが長い方ほど、復帰後の数回が大切です
長期間のブランクから復帰した直後は、難易度の高いダイビングへ急いで進むのではなく、無理のない条件で経験を重ねることをおすすめします。
例えば、次のような再開方法が考えられます。
- ファンダイビングに参加できるように自信とスキルを取り戻すまでリフレッシュコースを繰り返し受講する。
- オープンウォーターダイバーコースに参加する
やはり、しっかりと再会するのであればオープンウォーターダイバーコースの再受講が最良です、なかなか時間が取れない方はプールのみ参加、海洋実習のみ参加なども可能ですのでスタッフまでお問い合わせください。
「潜れた」だけで判断しないことが大切です
久しぶりのダイビングを無事に終えると、「問題なく潜れたから、もう大丈夫」と思うかもしれません。
しかし、次のような状態がなかったかも振り返ってみてください。
- 呼吸が速く、空気の消費が多かった
- 深度を安定して維持できなかった
- インストラクターについていくだけで精いっぱいだった
- 残圧やバディを確認する余裕がなかった
- 器材操作をインストラクターに頼る場面が多かった
- 水中で強い緊張を感じていた
浮上まで終えられたことだけでなく、自分で状況を確認し、バディにも注意を向けながら、落ち着いて潜れたかが大切です。
不安が残っている場合は、無理に次の段階へ進む必要はありません。
ダイビングは「継続」することで安全性が高まります
ダイビングの知識やスキルは、一度身につければ永久に同じ状態で保たれるものではありません。
期間が空けば忘れることもありますし、体力や器材、海の環境も変化します。一方で、無理のない条件で継続して潜れば、少しずつ余裕が生まれ、状況判断やバディへの配慮もできるようになります。
リフレッシュダイビングは、ブランクを埋めるための“一度きりの確認作業”ではなく、自分の現在の状態を知り、安全にダイビングを続けるための再スタートです。
稲取マリンスポーツセンターでは、ブランクの期間や経験本数、ご不安な点を確認し、専用ダイビングプールと自社ゲレンデを活用したプログラムをご提案しています。
久しぶりだからこそ、焦らず、無理をせず、自分に合ったペースで海に戻りましょう。
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