シリンダーのエアを30気圧は残して返却してください

ガイド、講習などの潜水シーンではお客様の残圧管理には気を使っていらっしゃることと思います。
残圧が〇〇になったら教えてくださいなどブリーフィングでも伝えられるインストラクターがほとんどです、エア切れなんて絶対に引き起こしたくないものですからね。

今日は水中で残圧に配慮されているインストラクターの皆さんにお願いがあります。

シリンダーのエアを30気圧は残して返却してください。

シリンダー内のエアを使い切ってしまうと、内部に水の浸入の可能性が大きくなります、見えないところで内部の腐食が進行し、充填時にトラブルになる可能性があります。
充填時には当然温度は上がりますし、圧力も大きいです、内部で腐食が進んだ場合最悪破裂します。

特に当店ではプールと海洋実習を同時進行される場合、プールで使用されたシリンダーをそのまま海で使用するという場合が見受けられます、そのような場合、残圧が30を切る可能性が少しでもあるならば、経費削減は必要ですが、交換をお願い致します。

インストラクター向けのお願いではありますが、お読みいただいたダイバーの方にもご協力をお願い致します。
また、残圧の管理はあくまでご自身の責任において行うということをご理解ください。