自分の空気消費量を知ると、ダイビングがもっと楽しくなる!
2025/06/25
■ 空気消費量を把握することの意味
ダイビングはリラックスと冒険のスポーツ。でもその裏には、常に“限られた空気”との向き合う必要があります。
自分の呼吸ペース=空気消費量(SAC:Surface Air Consumption)を知っておくことは、安心して潜るための大きな一歩。
とくに、ナイトロックス、ディープ、ボートなど、「計画」が求められるダイビングでは大きな武器になりますし、万が一の時にひょっとしたらゆとりを持つことができるかもしれません。
■「水面換算の1分あたり空気消費量」。 計算はとってもシンプルです。
ステップ①:使用した空気量を求める
使用残圧(bar)=開始残圧 − 終了残圧
使用空気量(ℓ)=使用残圧 × タンク容量(ℓ)
ステップ②:1分あたりの消費量を出す
毎分空気消費量(ℓ/分)= 使用空気量 ÷ 潜水時間(分)
ステップ③:水深補正
毎分空気消費量 ÷ 平均水深の絶対圧(ata) ※ 例:12m = 2.2ata(1.0 + 12÷10)
■ 実際に計算してみよう
- タンク容量:10ℓ
- 開始残圧:200bar
- 終了残圧:70bar
- 潜水時間:40分
- 平均水深:12m(=2.2ata)
使用残圧:200 − 70 = 130bar
使用空気量:130 × 10 = 1,300ℓ
毎分空気消費量:1,300 ÷ 40 = 32.5ℓ/分
SAC値:32.5 ÷ 2.2 ≒ 14.8ℓ/分
この「14.8ℓ/分」が水面換算の1分あたり空気消費量となります。
■ 空気消費量を知るメリット
✅ 自分のペースが分かると、潜水計画に“余裕”が持てる
✅ バディとの消費量の差も比較でき、役割分担がしやすくなる
✅ 将来テックダイビングへのステップアップにも活用可能
✅ 呼吸・浮力コントロールの上達を数値で実感できる
■ 測り方のコツ
潜水時間・残圧・水深ログを忘れずに書いておく 、ダイブコンピューターは「平均水深ログ」があるものを購入しておこう!
■ スキルアップの第一歩に
自分の消費量が分かれば、潜水前にそのダイビングが自分にとって安全なのかリスクが大きいのかなどの判断もできます。
自己管理スキルを高めるためにも是非計算にトライしてください。
実際の活用方法は、もう少し複雑ですね、興味のある方は下記のブルーボタンからご覧ください。













