中性浮力こそ安全ダイビングの第一歩
2025/08/21
中性浮力とは?
ダイビングでいう「中性浮力」とは、水中で浮きも沈みもしない安定した状態のことを指します。
水中でふわっと漂うあの感覚は、まさに中性浮力が取れている証拠です。
中性浮力に関しての誤解かも?
中層でとどまることを中性浮力というのは間違いではありませんが、潜降や浮上中も中性浮力を意識することが非常に重要です。
潜降中に意識すること
潜降は、ダイビングの最初に行う大切なステップ。
沈み始めたらBCDへの給気の準備をすることが大切です
- 耳抜きのタイミングを確保:ゆっくり沈むことで耳抜きが楽にできます。
- 安全な落下速度:一気に沈むと耳や体への負担が大きく危険です。
- 姿勢を安定させる:水平に近い姿勢を意識すると周囲がよく見えて安心です。
浮上中に意識すること
浮上はダイビングを終える重要な場面。ここでも中性浮力が欠かせません。
- 安全停止:水深5mで3分間、安定して停止するには中性浮力が必須ですが、必ずしもぴったりとどまる必要はありません、5mから3分かけて浮上するイメージを持つとよいでしょう。
- 暴走浮上:水面に一気に飛び出す事故を避けるため、浮力の調整と呼吸コントロールを丁寧に。
- 正しいフィンキック:キチンとフィンを使いこなして、楽に水面に進めるフィンワークを習得しておきましょう。
- 正しい浮上速度:ダイブコンピューターの浮上速度警告が出ないようにゆっくり浮上してください。
中性浮力を維持するコツ
呼吸で微調整:大きく吸えば少し浮き、小さく吐けば少し沈む。この感覚をつかみましょう。
スクーバダイビングでは動き出すときに「吸うべきか・吐くべきか」を判断して「肺」から動くイメージがよいです。
動作を始めるときに初心者の方の多くが体、特にフィンを動かしますがこの時に呼吸のバランスがくるって自分の意図した動きができず、慌てて浮力バランスを崩している方が多く見受けられます。
まずは自分の浮力の状態を確認してから動くことを心掛けてください。
インストラクターが浮いたら吐いて(またはBCD排気)、沈んだら吸って(またはBCD給気)と安易に伝える場合があります、浮き沈みの感覚をつかむのは初めは難しいと思うのでダイブコンピューターの水深表示、ゲージの水深計をモニターして調整することを心掛けてください、初心者ダイバーの感覚は、申し訳ないですが、あてにはなりません。
浮上中も潜降中も中性浮力を意識することは、安全で快適なダイビングの基本です。
水中で安定して泳げるようになると、景色を楽しむ余裕も生まれますし、チーム全体の安全にもつながります。
稲取マリンスポーツセンターでは、オープンウォーターダイバーコースから中性浮力の練習を丁寧に指導しています。
これからダイビングを始める方も、ステップアップを考えている方も、ぜひ水中での「ふわっと浮く感覚」を体験してください!













