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ダイビングで潜降できない原因はウェイト不足?初心者が知っておきたい正しい潜降

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初心者が知っておきたい正しい潜降 | ダイビングで潜降できない原因は?

初心者が知っておきたい正しい潜降 | ダイビングで潜降できない原因は?

2026/09/19

今夏、オープンウォーターダイバーになった皆さん。

何回か潜ってみて、少しずつ水中にも慣れてきた頃ではないでしょうか。

最初の頃は、潜るたびにいろいろな疑問が出てきます。

その中でもよくあるのが、「沈めない」です、今回はその点を解説いたします。

沈めない原因を解明しよう

「なかなか沈めない」

「BCDの空気を抜いているのに潜降できない」

「ウェイトが足りないのかな?」

というものです。

でも、ここで安易にウェイトを増やしてしまうのはおすすめできません

実は、潜降できない原因はウェイトではなく、別のところにあることがとても多いのです。

BCDの排気ボタンを押しているのに沈まない。

これ、とーぜんです。
きちんとBCDの排気ができていないことを除いて、BCDを完全に排気しても沈まないのが正しいウェイト量だからです。
もちろん、エア消費に伴って減少するシリンダー内の空気(ガス)によってダイビング後半浮き気味になるのでこの点を考慮してダイビング開始時は若干オーバーウェイトであることが多いです。

沈めない理由は大きく3つあります

  1. フィンが無意識動いている
    「沈まなきゃ」と思っているのに、身体は不安を感じていて、無意識にフィンを動かしている。

    本人はじっとしているつもりでも、足を見るとしっかり泳いでいることがあります。

    当然、フィンを使って上方向への力を作っていれば、潜降しにくくなります。

  2. 呼吸が乱れている
    潜降しようとして焦ると、呼吸が速くなります。

    息を大きく吸って、十分に吐けない、肺の中に空気が多く残っていれば、その分浮力も大きくなります。

    「沈めないからウェイトが軽い」のではなく、緊張して呼吸が乱れているから沈めないというケースも珍しくありません。

  3. BCD排気が完全にできていない
    BCDによって排気の方法、持ち上げ方、排気できる姿勢がことなるのでインストラクターとともに練習するのがよいでしょう。

ちょっとまって!沈み始めたら準備してほしいこと

潜降はゆっくりしていくべきなのに「はやく沈まなきゃ」とか「もっと空気を抜かなきゃ」

と、ひたすら排気を続けてしまう方がいます。

ところが、ここには大きな勘違いがあります。
BCDの空気が抜けて潜降が始まったあとは、今度はBCDに給気する準備が必要です。

水深が深くなるにつれて、ウェットスーツなどに使われている素材は水圧で圧縮され、浮力が小さくなっていきます、給気をしないとどこまでも沈み続けてしまいます。

つまり、一度沈み始めると、何もしなければさらに沈みやすくなります。

潜降とは、

「BCDの空気を全部抜いて沈むこと」

ではありません。

排気して潜降を始め、沈みながら必要に応じて少しずつ給気し、潜降スピードをコントロールする。

ここまでできて初めて、落ち着いた潜降になります。

「沈めないからウェイトを増やす」が危ない理由

ウェイトを増やせば、確かに最初は簡単に沈めるようになります。
でも、それで問題が解決したわけではありません。
必要以上のウェイトを装着すると、水中ではそのマイナス浮力を打ち消すためにBCDへたくさん給気することになります。
そして水深が変わるたびにBCD内の空気が膨張したり圧縮したりするため、浮力の変化も大きくなります。

結果として、

  • 沈みすぎる。
  • 浮きすぎる。
  • 浮力調整が忙しくなる。

という悪循環につながります。

特に浮上時は注意が必要です。

BCDの中の空気は浮上するにつれて膨張します。
オーバーウェイトのために多くの空気を入れているほど、その変化をしっかりコントロールしなければなりません。

だから、

「沈めないから、とりあえずウェイトを増やそう」という考え方は避けたいのです。

🔗
ウェイトに関してもっと知りたい方はこちらも併せてお読みください

大切なのはウェイトよりも、自分をコントロールすること

ダイビングを始めたばかりの頃は、潜降そのものが少し緊張するものです。

  • 耳抜きもしなければならない。
  • バディも確認しなければならない。
  • BCDも操作する。
  • ダイブコンピューターで深度も見る。

やることがたくさんあります。

だからこそ、一つずつ落ち着いて行うことが大切です。

  • BCDの空気はきちんと抜けているか。
  • フィンを無意識に動かしていないか。
  • 呼吸が速くなっていないか。
  • 息をゆっくり吐けているか。

そして沈み始めたら、今度は潜降スピードをコントロールするためにBCDへ少しずつ給気する。

この感覚が身についてくると、ダイビングは驚くほど楽になります。

これからダイビングを楽しむなら、スキルアップ

夏にオープンウォーターダイバーになった方にとって、これからの時期はとても大切です。
ライセンスを取って終わりではなく、できるだけ間を空けずに潜ること。そして、自分の苦手なところを少しずつ練習していくことが上達への近道です。

🔗ブランクが開いてしまった方はこちらのコースにご参加ください

アドヴァンスド・オープンウォーターダイバーコースも、単に「次のランクのCカードを取るための講習」ではありません。

中性浮力、ナビゲーション、ディープダイビングなど、いろいろな経験を重ねながら、オープンウォーターコースで覚えたスキルを、実際の海で使えるものにしていくためのコースです。

特に潜降や中性浮力に不安がある方は、今のうちに練習しておくと、その後のダイビングがずっと楽になります。

そして、これから伊豆の海は少しずつドライスーツのシーズンに入っていきます。

稲取マリンスポーツセンターでも、これからのシーズンに向けてドライスーツ関連のキャンペーン準備を進めています

ドライスーツは寒い時期に潜るためだけの器材ではありません。使い方を覚えることで、秋から春までダイビングを続けやすくなり、せっかく身につけたスキルを長いブランクで忘れてしまうことも防げます。

もちろん、ドライスーツではウェットスーツとは違う浮力コントロールも必要になります。

だからこそ、今のうちに潜降や中性浮力の基本をしっかり身につけておくことが大切です。

「沈めないからウェイトを増やす」のではなく、

「なぜ沈めないのかを理解して、自分でコントロールできるようになる」。

そこから、ダイビングはもっと楽になります。

この夏にダイバーになった皆さんにとって、秋は終わりの季節ではなく、次のステップを始める季節です。

AOWへのステップアップ、そしてこれから始まるドライスーツシーズン。

今年覚えた感覚を忘れてしまう前に、ぜひ海へ遊びに来てください。

ドライスーツキャンペーンの詳細も、準備が整い次第お知らせします。

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潜降とスキルアップに関するFAQ

FAQ

Q1. ダイビングで潜降できないときは、ウェイトを増やした方がいいですか?

A) すぐにウェイトを増やすのはおすすめしません。潜降できない原因は、BCDの空気が十分に抜けていない、無意識にフィンキックをしている、緊張して呼吸が浅くなっているなど、ウェイト以外にあることも多いです。
まずは潜降姿勢や呼吸、BCD操作を確認してから、ウェイトか増やすかどうかを判断しましょう。

Q2. BCDの空気を全部抜けば、そのまま潜降できますか?

A) いいえ、完全排気後息を吐くことが重要です、沈み始めたら今度は給気の準備も必要です。水深が深くなると、ウェットスーツなどが水圧で圧縮されて浮力が減っていきます。そのため、何もしなければ潜降速度が速くなることがあります。潜降中もBCDを使いながら、ゆっくり深度をコントロールすることが大切です。

Q3. 潜降するときに足が動いてしまうのはなぜですか?

A) 緊張や不安があると、無意識にフィンを動かしてしまうことがあります。
自分では止まっているつもりでも、足で水を蹴っていると、その力が潜降を邪魔します。
落ち着いて呼吸し、身体の力を抜くことを意識すると改善しやすくなります。

Q4. オーバーウェイトはなぜ危険なのですか?

A) 必要以上にウェイトを付けると、潜降時に潜降墜落を起こす危険性があります。
またダイビング中には水中で浮力を補うためにBCDへ多くの空気を入れる必要があります。その結果、水深の変化による浮力変化が大きくなり、浮上や潜降のコントロールが難しくなり、多くのエアを給気するためBCDの体積も大きくなることで水中での抵抗が大きくなりエア消費も増します。
特に経験の浅いダイバーほど、適正ウェイトで潜ることが重要です。

Q5. オープンウォーターダイバー取得後は、AOWをすぐ受講した方がいいですか?

A) 必ずすぐに受講しなければならないわけではありませんが、間を空けずに潜ることはおすすめです。
AOWでは中性浮力、ナビゲーション、ディープダイビングなどを経験しながら、オープンウォーターコースで覚えたスキルを実際の海で使えるものにしていきます。
特に夏にダイバーになった方は、感覚を忘れてしまう前に秋の海で経験を重ねることで、その後の上達につながります。
これからはドライスーツのシーズンも始まりますので、秋から冬にかけて継続して潜る良いタイミングです。

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