PADI IDC(インストラクター開発コース)では様々な内容が実施されます、こちらではカリキュラムを「インストラクター候補生情報とトレーニング記録」というIDC書類に準じて紹介いたします。
★PADI IDCはコースディレクター、IDCスタッフインストラクターだけが担当することができるコースとなっています。
PADI規準は随時更新がなされています、その為ここで紹介するプログラムが変更になる場合があります。
予めご了承ください。
目次
オリエンテーション
全てのPADIプログラムで実施されるオリエンテーションです、PADIコースディレクターだけが担当できます。
このセクションはeLearningが終えられていなくてもご参加いただけます、実施手順、スケジュール、役割、注意点などを理解しておきましょう。
ダイブセオリー・ワークショップ
ダイブセオリー・ワークショップの前に、IDC eLearning の 「ダイブリーダーのためのダイブセオリー 」を修了しておくことが必要です。
ダイビングの理論に関するインストラクター候補生の能力の向上を図りましょう。
PADI システム・ワークショップ
候補生はこのワークショップの前に、IDC eLearning の「 PADI システムの概要」を修了しておくことが必要です。
PADI システムの構成要素や規準の役割、推奨事項などに関して確認を進めていきます。
学習と指導ワークショップ
候補生はこのワークショップの前に、IDC eLearning の「学習、インストラクション、 PADI システム」を修了しておくことが必要です。
Discover Scuba Diving ワークショップ
候補生はこのワークショップの前に、IDC eLearning の「Discover Scuba Diving とエクスペリエンス・プログラム」を修了しておくことが必要です。
ディスカバー・スクーバ・ダイビング、体験ダイビングといわれるプログラムのブリーフィング、プールでの実技講習、オープンウォーターでのトレーニングを実施します。
PADI Open Water Diver コースのセッティングとスケジューリングのワークショップ
候補生はこのワークショップの前に、IDC eLearning の「PADI Open Water Diver コース・カリキュラム」を修了しておくことが必要です。
リスク・マネージメントとライセンシング・ワークショップ
候補生はこのワークショップの前に、IDC eLearning の「リスク・マネージメントと法律上の留意事項」、「リスクを管理する」、「 PADI クオリティ・マネージメントとライセンシング」を修了しておくことが必要です。
知識開発プレゼンテーション・ワークショップ
候補生はこのワークショップの前に、IDC eLearning の「 知識開発の実施と評価」 を修了しておくことが必要です。
インストラクター候補生による知識開発プレゼンテーション
候補生はこのプレゼンテーションの前に、IDC の知識開発プレゼンテーション・ワークショップを受講しておくことが必要です。
インストラクター候補生は 3 回の知識開発プレゼンテーションを実施し、そのうち 2 回のプレゼンテーションにおいて、基準以上の得点する必要があります。
限定水域トレーニング・ワークショップ
候補生はこのワークショップの前に、IDC eLearning の「限定水域トレーニング」 を修了しておくことが必要です。
陸上で実施 | プール(限定水域)講習プレゼンテーション
候補生はこのプレゼンテーション・ワークショップの前に、限定水域トレーニング・ワークショップを修了する必要があります。
限定水域を想定して陸上でリハーサルを実施します。
プールで実施 | プール(限定水域)講習プレゼンテーション
候補生はこのプレゼンテーション・ワークショップの前に、限定水域トレーニング・ワークショップを修了し陸上でのプレゼンテーションを終えておくする必要があります。
最小実施人数4名、プールで実際にインストラクターとなりスキルのデモンストレーション、ブリーフィング、ディブリーフィングを実施します、回数は最低でも4 回、そのうちに2回で規定の点数を取得しなければなりません。
スキル開発ワークショップ
スキル評価スレートに記載されている24 種類のダイブスキルをすべてデモンストレーションできることと、規準を上回る点数を得る必要があります。
400mの水泳と10分間の立ち泳ぎを実施します。
オープンウォーター・トレーニング・ワークショップ
候補生はこのプレゼンテーション・ワークショップの前に、IDC eLearning の「限定水域トレーニング」と「 限定水域講習プレゼンテーション( ドライ)」を修了し陸上でのプレゼンテーションを終えておくする必要があります。
陸上で実施 | オープンウォーター(海洋)講習プレゼンテーション
候補生はこのプレゼンテーションの前に、オープンウォーター・トレーニング・ワークショップを修了する必要があります。
オープンウォーターを想定して陸上でリハーサルを実施、2種類のスキルを組み合わせて、コントロールされた緊急スイミングアセント(CESA)は組み込み必ず実施します。
海で実施 | オープンウォーター(海洋)講習プレゼンテーション
候補生はこのプレゼンテーション・ワークショップの前に、陸上でのプレゼンテーションを終えておくする必要があります。
最小実施人数4名、海洋で実際にインストラクターとなりスキルのデモンストレーション、ブリーフィング、ディブリーフィングを実施します、回数は2種類を組み合わせたプレゼンテーションを最低でも2回、そのうちに1回で規定の点数を取得しなければなりません。
継続教育ワークショップ
候補生はこのワークショップの前に、IDC eLearning の「 継続教育とリーダーシップ・コース」 を修了しておくことが必要です。
Advanced Open Water Diver ワークショップ(海洋で実施)
候補生はこのワークショップの前に、IDC eLearning の「 継続教育とリーダーシップ・コース」、陸上でのプレゼンテーションワークショップ を終えておくことが必要です。
アドバンスコースの講習を想定して、ブリーフィング、デモンストレーション、監督の方法などをワークショップで学びます。
Rescue Diver ワークショップ(プール・海洋で実施)
候補生はこのワークショップの前に、Advanced Open Water Diver ワークショップ同様、IDC eLearning の「 継続教育とリーダーシップ・コース」、陸上でのプレゼンテーションワークショップ を終えておくことが必要です。
レスキューダイバーコースの、課題 2、6、7などを実施します、Thinking like a instructor で取り組むことが必要です。
セールス・テクニック
候補生はこのワークショップの前に、IDC eLearning の「ビジネス・オブ・ダイビング」 を終えておくことが必要です。
器材に対する考え方などを学んでいきます。
コースの終了
PADI インストラクター開発コース(IDC)を修了した候補生に、実施内容最終確認、今後の取り組みなどを行います。
必要書類など受け取り、インストラクター試験に臨んでください。
PADI インストラクター開発コース(IDC)の中でもコースディレクターが担当する必要のあるセクションです。
最後に
PADI インストラクター開発コース(IDC)の内容は多岐にわたります、コースディレクターによってはアプローチが異なる場合もありますが、こちらで照会した内容はすべて実施されます。
eLearningを終えておくことはもちろんですが、アドバンスコース、レスキューダイバーコース、ダイブマスターコースで学んだことを復習して、ナレッジワークブック(IDCeLearningに付属)もぜひ実施しておいてください。
当店で受講される場合はコースの紹介ページ、PADI IDCにご参加いただくまでに、をご確認いただき準備をしてご参加ください。