こちらのページではPADIアシスタントインストラクターの参加前条件・教材・スケジュールを紹介いたします、PADIアシスタントインストラクターはオープンウォータースクーバインストラクターとなるための準備コースともいえるコースです。
PADI アシスタントインストラクターコースとは
コースの概要
PADIアシスタントインストラクターコースはIDC(インストラクター開発コース)を分割受講する、と考えるとわかりやすいかもしれません。
IDC(インストラクター開発コース)はアシスタントインストラクター(AI)とオープンウォータースクーバインストラクター(OWSI)コースを同時に進行しています、このAIコースのみ受講するのがPADIアシスタントインストラクターコースとなります。その為、参加前条件、教材、eLearning、評価方法もIDC(インストラクター開発コース)と同様になっています。
ダイブマスターコースで身につけたスキルをさらに磨き上げ、より一層のスキルアップに取り組むことができるコースです。
参加と指導にあたっての条件
候補生と開催可能なインストラクターレベルについて
【候補生の前条件】
- PADI ダイブマスターまたは 一般に広く認められている他のレクリエーション・ダイバー教育機関に所属する優良インストラクター( 資格更新済み、または更新資格を有する)。
- ログに記録されたダイブ経験 60 本;ナイト・ダイビング、ディープ・ダイビング、アンダーウォーター・ナビゲーションの経験を証明する書類。
- 年齢:18 歳以上。
- ダイビングに適した健康体であると医師が署名し、健康状態に変化はないことが記された過去 12 か月以内のダイバーメディカルフォーム。
- 過去24 カ月以内に、EFRコース(またはそれに相当するトレーニング)を修了していること。
- PADI ダイブマスターでない場合は、 PADI ダイブマスターコースのダイバー・レスキュー・スキル評価を修了すること。
- 必要に応じて、 PADI 以外の参加受入資格を満たすエントリー・レベル、アドヴァンスド、レスキュー、リーダーシップ・レベルに相当する資格を証明する書類
を提出できること。
【指導側インストラクターの前条件】
- PADIコースディレクターまたはPADI IDC スタッフ・インストラクターが AI コースを実施すること。
- PADIコースディレクターまたはPADI IDC スタッフ・インストラクターが現場にいて、 AI コースのすべての活動を管理できること。
- PADI 5スターダイブセンター以上がPADIアシスタントインストラクターの開催が可能であること
使用教材に関して
eLearningが必須となります
・IDCデジタルクルーパック(以下はeLearningに含まれています)
PADI ガイドトゥティーチング(GTT)、ピークパフォーマンスボイヤンシー インストラクターガイド、AWAREインストラクターガイド、AWAREサンゴ礁の保護インストラクターガイド、PADIオープンウォータークイズ&エグザム、PADIレスキューダイバーファイナルエグザム、PADIダイブマスターファイナルエグザム、PADIダイビングナレッジワークブック、OWD・プリスクリプティブ・レッスンガイド
eLearningに含まれているが素材としてお渡しする教材
・OWコース/OWキューカード、アドヴァンスドオープンウォータープログラム用キューカード、レスキューコース用キューカード、ダイブマスターコース・インストラクターキューカード、スキル練習/ダイブプランニングスレート、スキル開発準備スレート、PADIバックパック
PADI アシスタントインストラクターコース実施内容
実際にコースで実施する内容です
- IDC カリキュラム・プレゼンテーションを受講すること。
PADIコースディレクターまたはPADI IDC スタッフ・インストラクターにプレゼンテーションの受講を終えること。 - オープンウォーターで、 PADIダイブマスターコースのダイバー・レスキュー評価をデモンストレーションレベルで修了すること。
- 最低限 2 回の知識開発講習プレゼンテーションを行なって評価を受け、 1 回のプレゼンテーションで5点満点中 3.4 以上を得点すること。
- 最低限2 回、ダイビングプールでの講習プレゼンテーション( 水に入って) を行なって、 1 回のプレゼンテーションで 3.4 以上を得点すること。
- オープンウォーター講習プレゼンテーション(水に入って)を行なって評価を受け、各スキルで 3.4 以上を得点すること。
- スキル評価スレートにリストされている 24 種類のダイブスキルを行ない、合計82 点以上を得点し、全てのスキルで 3.0以上を得点すること(5点満点)。
スキル実施内容はダイブマスターコースのスキル評価と同じ内容です、実施内容はこちらからご確認できます。 - PADI システム、規準、手続きエグザムで 75% を得点すること。
PADI アシスタントインストラクター
Day1 | ・オリエンテーション ・PADI システム・ワークショップ ・限定水域トレーニング・ワークショップ ・限定水域講習プレゼンテーション - ドライ(陸上) ・学習と指導ワークショップ ・知識開発講習プレゼンテーション・ワークショップ ・候補生による知識開発講習プレゼンテーション |
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Day2 | ・スキル開発ワークショップ ・候補生による限定水域講習プレゼンテーション ・ディスカバースクーバダイビング ワークショップ-ブリーフィングと限定水域 ・オープンウォーター・トレーニング・ワークショップ ・オープンウォーター講習プレゼンテーション - ドライ(陸上) ・リスク・マネージメントとライセンシング・ワークショップ ・候補生による知識開発講習プレゼンテーション ・セールス・テクニック・ワークショップ |
Day3 | ・候補生によるオープンウォーター講習プレゼンテーション ・ディスカバースクーバダイビング ワークショップ - オープンウォーター・ダイブ ・レスキュー評価 ・PADI システム、規準、手続きエグザム ・IDC 修了 ・補習 |
★講習終了時間は全日程16時~18時頃です。
eLearningに関して
- コース中のプレゼンテーションはeLearningを終えていることを前提に進んでいきます、eLearningを終えることは重要です。
- PADIインストラクターマニュアル最新版をご自身の端末で速やかに閲覧できるようにしておいてください。
- PADI ガイドトゥティーチング(GTT)をご自身の端末で速やかに閲覧できるようにしておいてください。
オープンウォーターダイバーコースビデオが役に立ちます!
オープンウォーターダイバーコースのビデオがアシスタントインストラクターコースでは非常に有効です。5セクションの全てにある「ダイバーのためのスキル」ビデオをよく見ておかれることをお勧めします