フレームレスマスク
2022/04/03
ダイビング用マスクにフレームレスマスクというバリエーションがあります。フレームレスマスク自体は古くから存在していましたが、フィット感などが今一つのものが多く(イマイチのものは、ここでは書けませんのでスタッフに聞いてください)、日本ではあまり普及していないように感じています。
マリンダイビングフェア2022でご覧になったダイバーの方も多いかもしれませんがTUSAから新しいフレームレスマスクが発表されていました。
フレームレスマスクとはなんぞや?ということで簡単ではありますがこちらで紹介させていただきます、文字通りといえばそれまでですが、まずは一般的なマスクの各部の名称を確認しておきましょう、画像はTUSAのマスクに付属している取扱説明書から拝借しました。
この図で示されている「フレーム」のパーツをなく(レス)し、スカートとレンズをダイレクトに取り付けたものがフレームマスクと呼ばれます。
フレームレスマスクのメリット
・「広視界」フレームがないために眼球とレンズの距離が短くなるので広い視界を得ることができる。
・「内容積の縮小」フレームがないために内容積を小さくすることも可能になる。
・「軽量化」フレームがないために軽量化が図れる
メリットを挙げてみましたがフレームをなくしたことによる一般的なメリットです、内容積の縮小などは達成できるけど、広い視界を得るために大きくなる場合もあります。参考までに通常のマスクの場合、内容積はおよそ牛乳瓶1本、180㏄程度です。
フレームレスマスクのデメリット
・「レンズ交換ができない」オプチカルレンズ(近視用)レンズなどの対応はできません。
・「破損の場合」破損した場合のパーツ交換ができません。
一眼タイプのマスクと同じように交換レンズの対応ができないこと、マスクのスカート破損などの場合、一般的なマスクの場合パーツ交換ができますがフレームレスマスクの場合は体成型のためパーツ交換対応ができません。
どんなダイビングギアを選ぶにせよ、メリットデメリットはあるのでフレームレスマスクは
「とにかく広い視界を得たい」
というダイバーにお勧めです。
今回TUSAより発表されたフレームレスマスクはフィット感に定評のある同社の「インテガ」のフィッティングテクノロジーを継承しているため、フレームレスマスクにありがちなフィット感の悪さは微塵もありません。
カメラはを意識したためかクリアシリコンタイプはありませんが、カラーは3パターン、他のギアとの色合わせを楽しめます、近日中にモニターマスクも入荷予定ですので是非一度顔にフイットさせてみてください。
個人的にはUVカットレンズが欲しい!
TUSAさん、是非ご検討よろしくお願いします!!
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