ダイビングスクールの適正価格について考えた
2022/05/24
必要な経費の価格
教材費、認定カード申請料、プール使用料、海洋施設使用料、スクール中に使用するシリンダー代、これらを経費として算出してみます。
(A)教材価格に関して
PADIでは最新のマニュアルは最低限講習生が所有しなくてはならないと定められています。
またログブックに関してもスクールの記録を残すことが必要ですので、絶対必要といえます。
Cカード申請料、これも外すことはできませんし、ダイバービデオも見ることが認定のためには必要なので咥えておきます。
教材費用は2022年3月時点でのPADI小売価格で算出しました。
- オープンウォーターダイバーコースマニュアル 6,362円
- ポケットトレーニングレコード&ログ(青) 29ダイブ分 1,087円
- Cカード申請料 6,160円
- オープンウォーターダイバーコースビデオ 5,414円
1~4.合計 19,023円が1名あたりの教材費他として必要になります。
(B)プール講習経費
どのくらいプール講習に時間をかけるかはお店によって異なります、ここではインストラクター1名に2名の講習生、シリンダーは3本、プール使用料は当店の価格で算出します
- プール使用料 4,000円×3名=12,000円
- プールシリンダー 2,300円×3本=6,900円
プール経費合計 18,900円
講習生2名なので18,900円÷2= 9,450円
(C)海洋実習講習経費
先程と同じようにインストラクター1名に2名の講習生で合計3名が2日間、シリンダーは4回の潜水なので4本×3名で12本を当店の価格で算出します
- 海洋施設使用料 2,200円×3名×2日間=13,200円
- プールシリンダー 2,300円×12本=27,600円
海洋経費合計 40,800円
講習生2名なので20,400円
(A)+(B)+(C)
(A) 19,023円
(B) 9,450円
(C) 20,400円
上記合計 48,873円
これ以外にもインストラクターの人件費、移動に関する費用、食事、駐車場代金、レンタル器材の償却費用などの経費が必要ですが、ここでは割愛。
もちろん、世の中には卸価格というものもあるので一概には言えませんが、なかなか経費かかるダイビングであることはお分かりいただけるかと思います。
決して安い遊びではありません、ダイビングスクールは慎重に選んでください。