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ダイバー自身が行う安全管理について―「安全潜水実施了解声明書」を改めて確認しましょう

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ダイバー自身が行う安全管理について

ダイバー自身が行う安全管理について

2026/08/29

ダイバーであれば、講習やダイビングへの参加時に「PADI安全潜水実施了解声明書」へ署名した経験があると思います。

この書類は、単に署名を求めるためのものではありません。スキン・ダイビングやスクーバ・ダイビングを安全に行うために必要な事項を再確認し、ダイバー自身の安全性と快適性を高めることを目的としたものです。

声明書には、ダイバー自身が確認し、管理し、判断すべき範囲が具体的に示されています。

ダイバー自身が管理する主な事項

1.体調とスキルの管理

精神的・身体的にダイビングに適した体調を維持し、ダイビングに影響を与えるアルコールや薬物を控えること、また、継続教育などを通じて十分なスキルレベルを維持し、しばらくダイビングから離れていた場合には、安全な環境でスキルや知識を復習することも含まれています。

2.経験と環境に応じた参加判断

初めて潜る場所や情報が不足している場所では、現地スタッフなどから正式なオリエンテーションを受けること。環境が自分の経験を超えている場合には、ダイビングを延期する、別のポイントを選ぶなど、自分のトレーニングと経験の範囲内で参加を判断することが求められています。

3.器材の点検と使用

手入れされた使い慣れた器材を使用し、ダイビング前に正しく調整され、正常に作動することを確認します。
BCD、残圧計、ダイブコンピューターなどを正しく使用し、その使い方を理解しておくこともダイバー自身の安全管理の一部です。

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4.説明やアドバイスをよく聞く

ブリーフィングや注意事項をよく聞き、ダイビングを監督する人のアドバイスを尊重します。
不慣れな場所でのダイビングや、6カ月以上ダイビングをしていない場合などには、追加のトレーニングが必要となる可能性があることも明記されています。

5.バディ・システムとダイブプラン

ダイビングの最初から最後までバディ・システムを守り、水中での連絡方法、離れた場合の再集合方法、緊急時の手順などをバディと一緒に確認します。

6.水深・時間・浮上速度の管理

ダイブコンピューターなどを使って水深と時間を確認し、安全マージンのあるダイビングを計画します。
最大深度は自分のトレーニングと経験の範囲内にとどめ、ゆっくり浮上し、水深5メートルで3分間を目安とした安全停止を行います。
ガイドが同行している場合でも、自分の水深、潜水時間、残圧、浮上速度などは、それぞれのダイバーが使用している計器で管理する必要があります。

7.浮力の管理と安全装備
適切なウエイト調整を行い、水中では中性浮力、水面ではプラス浮力を確保します。
シグナルチューブ、ホイッスル、ミラーなど、少なくとも1つの水面用シグナルを携行することも記載されています。
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8.呼吸と運動量の管理
スクーバダイビング中は息を止めず、スキップ呼吸をしないこと。
水面・水中を問わず、動きすぎて疲労しないよう、自分の能力の範囲内で行動します。
 

9.水面用ステーションの利用
可能な限り、ボートやフロートなどの水面用ステーションを設置し、利用します。

10.法律・規則・地域のルールを守る
漁業に関する規則やダイブフラッグの使用など、各ダイビングポイントに適用される法律、規則、地域のルールを守ります。

ガイドがいれば、すべて任せてよいわけではありません

ガイドやインストラクターは、海況やポイントの説明、ブリーフィング、コースの案内、必要な助言や緊急時の対応など、安全なダイビングを支える重要な役割を担っています。

一方、認定ダイバーは、講習で身につけた知識と技術を使い、自分の体調、経験、器材、残圧、水深、潜水時間、浮上速度などを自ら確認しながらダイビングを行います。

これは、事故が起きた場合の責任を一方的にダイバーへ負わせるという意味ではありません。安全なダイビングは、事業者やガイドによる適切な管理と、ダイバー自身による安全管理の両方によって成り立つものです。

署名するだけでなく、内容を実践することが大切です

「PADI安全潜水実施了解声明書」の最後には、これらの実施要項を守ることが、自分自身の安全とダイビングを楽しむために必要であることが記されています。

ダイビングは自然を相手にする活動です。経験を重ねても、すべてを他人任せにせず、自分の状態とダイビングの状況を継続して確認する姿勢が欠かせません。

講習時や参加時に署名した内容を、今一度確認してみてください。

安全管理の基本を一人ひとりが実践することが、事故を防ぎ、ダイビングを長く楽しむことにつながります。

自分の安全を管理できるダイバーから、仲間の安全にも気づけるダイバーへ。

RESCUE

そんな皆さんに、次のステップとして「PADIレスキュー・ダイバー・コース」をおすすめします。
トラブルを未然に防ぐ視野と、万一のときに落ち着いて行動する力を身につけませんか?

開催決定

9月12日土曜日から13日まで(EFR同時開催)
9月20日土曜日から21日まで(EFR同時開催)

皆様のご参加お待ちしています!
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