オープンウォーターダイバーコースで身につけたスキルを、もう一度確認してみませんか?
2026/09/23
コースを終えられて、オープンウォーターダイバーになった皆さんへ
Cカードを手にして、初めてのファンダイビングを楽しんだ方も多いのでは?
少し慣れてきた今だからこそ、一度思い出してみてください。
オープンウォーターダイバーコースで練習したスキルの数々、何となく器材を背負って、インストラクターについて潜って、気がついたら認定されていた、疲れてしまって実施したスキルを覚えていないかもしれないそんなお気持ちがあったら、これから安全にダイビングを続けていくためにも、一度スキルを振り返っておくことをおすすめします。
マスクが外れても落ち着いていられますか?
ダイビング中、マスクに水が入ることは珍しいことではないのは大観されたことと思います、耳抜きで鼻をつまんだ際、ストラップがずれたり、髪の毛が挟まったり、バディの手やフィンが当たったりすることもあったかもしれません。
オープンウォーターダイバーコースでは、単にマスクの水を抜くだけではなく、マスクがない状態でも呼吸を続け、落ち着いて行動する練習を行います。
例えば
- マスクなしで1分間呼吸する
- マスクを外した状態で移動する練習
頑張ったことと思います、大切なのは「マスククリアができた」ということではありません。
マスクがなくても、「レギュレーターから呼吸できているから大丈夫」と判断できることです。
中性浮力、本当に身についていますか?
BCDの給排気ができれば、中性浮力ができるわけではないということも感じていただいたかと思います
呼吸、ウェイト量、姿勢、BCDの操作、フィンコントロールなどを組み合わせて、自分の深度をコントロールします。
講習ではホバリングを行い、できるだけ手やフィンを使わずに一定の深度を保つ練習をしたと思います。
・沈みすぎる
・浮いてしまう
・手を使って泳いでいる
・BCDを頻繁に操作している
という方、経験本数だけで自然に解決するとは限りません、私たちは経験を重ねたダイバーの方がこのような状態になっているのを目の当たりにしています、そのため最初に正しい方法を理解して練習することが大切です。
- 潜降するとき、BCDの空気を抜き続けていませんか?
これも認定後のダイバーに意外と多いケースです、潜降を始めるためにはBCDから空気を抜きます。
しかし、沈み始めてからもそのままにしていれば、当然どんどん沈んでいってしまいます、沈み始めたら、今度は必要に応じてBCDへ少しずつ給気して、潜降速度をコントロールします。
「沈めないからウェイトが足りない」
と考える前に、
- BCDの空気をきちんと抜けているか。
- 無意識にフィンキックをしていないか。
- 息をしっかり吐けているか。
こうしたことを確認してください、ウェイトを増やせば沈むことはできます。
でも、それではオーバーウェイトになり、水中での浮力コントロールがさらに難しくなり、結果として上達を妨げる悪因となりえます。
ご自身のエアーの管理、忘れないでくださいね
オープンウォーターダイバーコースではインストラクターに指示された残圧になったら報告する、自分の残圧を聞かれた際に、常に自分の残圧を把握しているので、残圧計を見ないで知らせる、そんなトレーニングを思い出してください。
SCUBAは英語の「Self-Contained Underwater Breathing Apparatus」の頭文字をとった言葉です。
ダイバーが水中で呼吸するために背負うスクーバ(自給式水中呼吸装置)器材、シリンダー内の空気(ガス)は限りがあり、いずれなくなるということを忘れないでください。
「認定された」といってもいつまでも「できる」ということではないんですよね
「やったような気がするけど覚えていない」
というものがあるのが普通です。
講習直後は覚えていても、使わなければ忘れてしまいます、
これから自分が安全に潜るために、何ができて、何がまだ苦手なのかを調べてみることです。
ダイバーになったところがゴールではありません。
そこから経験を積みながら、少しずつ「自分で考えて潜れるダイバー」になっていきます。
今年ダイバーになった方こそ、続けて潜ってください、せっかく覚えたスキルも、長い期間潜らなければ忘れてしまいます。
特に今年オープンウォーターダイバーになった方には、間を空けずにもう少し潜ってほしいと思っています。
秋の伊豆は透明度が上がってくる季節です、夏とは違った海を楽しめます。
オープンウォーターで習った基本を使いながら、さらに実践的な経験を積むことができます。
講習料金だけを比較すると、もっと安いコースもあるかもしれませんがでも私たちが大切にしているのは、カードを発行することではありません。
- 講習を終えたあと、お客様自身が安心してダイビングを続けられること。
- そのために必要な練習を行う。
- できないことがあれば、そのままにしない。
これからもそんなダイビング講習を続けていきたいと考えています。
今年ダイバーになった皆さん。
次に海へ行ったとき、ただガイドについて泳ぐだけではなく、
「今、自分は何をしているのか」
少し意識しながら潜ってみてください。
それだけでも、ダイビングはかなり変わってくると思います。
よくある質問
FAQ
Q1. オープンウォーターダイバーに認定されていれば、基本スキルはすべてできているということですか?
認定を受けていても、その後使っていないスキルは忘れてしまうことがあります。
また、講習中にはできていても、実際の海では緊張や環境の違いによってうまくできないこともあります。
大切なのは認定カードを持っていることではなく、必要な場面で落ち着いてスキルを使えることです。
Q2. 中性浮力が苦手なのですが、経験本数を増やせば自然に上手になりますか?
経験を積むことは大切ですが、ただ本数を増やすだけで必ず上達するとは限りません。
BCDの使い方、呼吸、ウェイト量、姿勢などを理解したうえで練習することが重要、浮いたり沈んだりを繰り返している場合は、一度基本に戻って確認する方が上達が早いこともあります。
Q3. ガイド付きで潜るなら、コンパスや水中ナビゲーションは必要ありませんか?
ガイド付きのダイビングでも、水中ナビゲーションの知識は重要です。
自分がどちらに進んでいるのか、岸やボートがどちらにあるのかを意識しながら潜ることで、水中での状況判断ができるようになります。万一ガイドやバディとはぐれた場合にも、方向を理解する力は役立ちます。
※はぐれた場合は慌てて探さないことが大事です、コンパスがあるから、はぐれた場合にそんな気持ちで移動してしまうことは事態を悪化させる可能性もあります、はぐれた場合はブリーフィングの約束に従って行動してください。
Q4. オープンウォーターダイバー講習で習ったことを忘れてしまった場合はどうすればいいですか?
無理にファンダイビングを続けるより、一度プールや浅い海で基本スキルを確認することをおすすめします。マスク、レギュレーター、浮力、潜降・浮上などを落ち着いて練習することで、ダイビングへの不安も減らすことができます。
認定ダイバーの方であればインストラクターなしで当店のプールを利用していただくことも可能です。
Q5. オープンウォーターダイバー取得後は、すぐにアドヴァンスコースを受講した方がいいですか?
必ずすぐに受講しなければならないわけではありません。
ただ、オープンウォーターダイバーコースで覚えたことを忘れないうちに、続けて経験を積むことには大きなメリットがあります。アドヴァンスコースでは、ナビゲーションや中性浮力、ディープダイビングなどを実際の海で経験しながら、基本スキルをさらに発展させることができます。













