ダイバーになった方へ|秋の伊豆をもっと楽しもう
2026/09/24
初めて器材を背負った方、最初はマスククリアに苦戦していた方、中性浮力がなかなか安定しなかった方など、たくさんの方にダイバーデビューしていただいています
Cカードを手にすると、ひとまず「ダイビングを覚えた」という気持ちになると思います、インストラクターとしては、ここからが結構大事だと思っています。
オープンウォーターで覚えたこと、まだ身体に残っていますか?
講習中には、
- マスククリアをしたり
- 潜降したり
- 中性浮力をとったり
- コンパスを使ったり
- エア切れへの対応をしたり。
短い期間の中で、かなり多くのことを練習します。
🔗オープンウォーターダイバーコースで実施したスキルはこちら
認定された時点ではできていても、そのあと数か月潜らなければ、当然忘れてしまうこともあります。
特に私たちが普段ファンダイビングや講習を見ていて気になるのは、
- 「潜降できないからウェイトを増やす」
- 「沈み始めてもBCDに給気する準備をしていない」
- 「中性浮力をとるために手を使ってしまう」
- 「潜降前に呼吸が乱れてしまう」
といったところです。
これは珍しいことではありません、むしろ、オープンウォーターを取ったばかりなら普通です。
だからこそ、忘れてからやり直すより、まだ覚えているうちにもう少し潜ってほしいと思っています。
AOWは「深く潜れるカードを取るだけ」のコースではないです
アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー、いわゆるAOWというと、
「30mまで潜れるようになる資格」
というイメージを持っている方が多いかもしれませんし、最大のメリットと感じられる方も多いと思います
もちろんディープダイビングも重要なのですが、私たちはそれだけを目的に受講してほしいとは考えていません。
例えばナビゲーション。
オープンウォーターでもコンパスは使いますがでも、一度練習しただけで普通に使いこなせるようになる人は、それほど多くありません。
実際の海で、
「自分がどちらから来たのか」、「岸はどちらなのか」「コンパスを見ながら泳ぐと身体がどう動くのか」こうしたことをもう一度経験してみるとダイビングはかなり変わります。
「普段はガイドについて潜るから、コンパスは使わない」
という声を聞くことがあります。
確かに、ガイドダイブでは自分が先頭に立ってコースを決める場面は多くありません。
でも、だからコンパスが必要ないわけではなく、
- 今どちらの方向へ泳いでいるのか。
- 岸(ボート)はどちらなのか。
- エントリーした場所はどちらなのか。
- 自分たちがどの方向から来たのか。
こうしたことを意識しながら潜るだけでも、ダイビング中の余裕は変わってきます。
「ガイドがいないと何も分からなくなる」という状態ではなく、自分でも判断するための基本的な意識も持つことができます
もちろん、AOWを受講しただけで完璧なナビゲーションができるようになるわけではなく、実際の海で何度も使って慣れていくことが大切です。これはすべてのステップアップコースに通じるものかと思います。
🔗ナビゲーションを自立したダイバーになるための第一歩にしたい方はこちら
中性浮力もしかり、水底に膝をついて止まるのではなく、水中で自分の浮力をコントロールする。
呼吸で少し上がり、少し下がる感覚が分かってくると、ダイビングは一気に楽になります。
私たちがAOWでナビゲーション、ディープ、中性浮力、DSMB、ナイトなどを勧めているのも、単に5本潜って認定するためではありません。
この先、自分でダイビングを楽しむために役立つものを経験してもらいたいからです。












