伊豆ダイビングカレッジ株式会社

スクーバとスキューバ | ダイバーはどちらを選ぶのか

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スクーバとスキューバ

スクーバとスキューバ

2022/03/19

 朝から荒れ気味の伊豆半島、稲取も藤三はクローズ、港でのダイビング開催とドライスーツでのリフレッシュ、エマジェンシーファーストレスポンスコース(EFR)のアップデートが開催されました。
本日のEFR受講者の皆さんは、、、、
 ・4月から高校生
 ・中学生
 ・小学生
 EFRは受講条件に年齢制限はありません、学び身につけたいと思う方であれば、ダイバー以外でもご参加いただけます。

 今回の受講者の皆さんはダイバーでした。

本日はスクーバとスキューバ、そんな話を紹介いたします、宜しければお読みください。

SCUBAはスキューバとスクーバどちらが正しいの?
はい、どちらも正しいです、英語のカタカナ表記が二通り、存在しています。

ダイビング業界的にはどっち

業界団体の指針をしらべてみた

 国内には器材メーカー、水中撮影機材メーカー、潜水指導団体、関連器材販売商社などから構成されている「日本スクーバ協会」という組織があります。
2012年にダイバーに向けて語彙の統一化を進めているというお知らせがありました。
この目的は
 ・メーカーが統一された語彙をカタログや取扱説明書で使用することで、消費者の誤解を未然に防ぎ、理解を容易にする事で、安全性向上の一助とする。
となっており、これによるとスキューバはなんと使用不可となっています。

一般的にはどっち

Wikipedia

 ウィキペディアで調べてみました。
「スキューバ」という単語でウィキペディア内の検索を行うと「スクーバ」ダイビングが表示されるようです、スクーバダイビング / スキューバダイビングとも説明されているのでどちらでもいいんだろうなぁと読み進めていくのですが、語源、歴史など様々な項目の解説がなされていますが表記はすべてスクーバということになっています。
業界団体に従っているのかもしれません。
 日常生活においては「ダイビング」と発することが多く、受け取り側が「スキューバ」なのか「スクーバ」なのか図ることができないので、個人的には結果どっちでもいいのかという結論に達しています。ただ私たちインストラクターが使用するPADIにおいてはカタカナ表記はすべてスクーバで統一されているので、PADIのインストラクターはスクーバで認識しているのかと思っています。

ダイビング用語は謎が多い?

英語のカタカナ表記全般に言えることです

 英語をカタカナに変換することに多少無理が発生するのことはダイビング用語以外でもReportはリポート/レポート、Recorderはリコーダー/レコーダーなど多いですね、スノーケルとシュノーケルのように言語が異なるなら理解しやすいですけど。

 ダイビングだとコースで学ぶ際にナレッジリビューとナレッジレビュー、アドバンス、アドヴァンス、一般的にはアドバンスが普及していますがPADIではアドヴァンスで表記しています、英語のカタカナ表記ルール的にはV音はバビブベボで表記すべき(固有名詞を除く)とありますが、アドヴァンスなんです、このあたりに無理が生じてきたのか最近改訂されたPADIインストラクターマニュアルでは英文そのままの表記が増えていました。

 SCUBAの発音記号は米式がsk(j)úːbə, 英式がˈsku:bʌ となっています、スクーバ、スキューバは結局発音をカタカナに変換してきたことで起きる致し方のない現実といえます。

通じればいいのだ

コミュニケーションに支障がないならいいじゃん

 ダイビングがスクーバなのかスキューバなのか、会話に支障がなければ何の問題もありませんし間違いでもありません。
自信をもって、お好きなほうを使用しましょう。

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