ダイビングを再開したいとお考えのダイバーの方へ
2022/07/25
ダイビングライセンスは取得したら有効期限はありません、これはダイビングをするかどうかという判断をダイバー自身に任せているからです。
ダイビングの原則は「オウンリスク」です、海中という本来人間が生活できない環境で楽しむアクティビティなので自分のことは自分で、そんな考えがあります。
インストラクターと一緒に潜るから大丈夫、確かに一理ありますが、この考えが自身のスキル不足を補うものだと考えられているのであれば、それは間違いといえます。この考えは体験ダイバーであれば許されますが、認定ダイバーであれば自分のことは自分ですべきです。
では、具体的に何ができなくてはならないのか、最近発行された「安全なダイビングのためのセーフティガイド」が参考になります。
ダイバーの皆様に理解しておいてほしいこと
認定ダイバーになったらダイビングで守るべき基本ルール、器材の取りあつかい、バディシステムなどまさにアドヴァンス講習時に学び考える「Thinking Like a Diver」 に通じる内容が記載されています。
これから夏が本番を迎えると、多くのダイバーの方たちが海に足を運ぶことが多くなると思いますのでぜひこのセーフティガイドを確認していただき、安全にダイビングを楽しんで欲しいです。
徳のこれからはブランクの方、様々な事情により海を遠ざけてしまったダイバーの方たちが多くなる時期でもあります、そんな場合はリフレッシュコースにご参加いただき、知識とスキルをリフレッシュしダイビングをリスタートさせていきましょう!!
画像をクリックするとCカード協議会のホームページにリンクします。
認定ダイバーになったらダイビングで守るべき基本ルール
- コース受講時に経験した海況より良好なコンディションでダイビングをすること。
- 可能な限り安全停止を行うこと。
- 潜水計画を立て、バディと共にダイビングをすること。
- ダイビングに必要な健康状態を維持し、体調管理は自己の責任で行う必要があること。
- 初めて使う器材は、必ず指導を受けてから使うことが大切であること。
- コース受講時に経験した最大深度の範囲でダイビングするべきであること。
- しばらく間が空いてしまった場合や、自信を持ってダイビングできない場合は、自分の知識とスキルをリフレッシュしてからダイビングに参加すべきであること。
ダイビングから離れてしまった期間も重要ですが、それまでのダイビング経験も合わせて考える必要があります。
オープンウォーターダイバーコースを終えて、そのままダイビングから遠ざかってしまった方と、ダイビング経験本数100本の方が同じ期間ダイビングから遠ざかっていた場合、後者のダイバーの方のほうがスムーズに再開できることは容易に想像できます。
カード取得後、そのままダイビングから遠ざかってしまった場合は、リフレッシュコースを終えられてからダイビングを楽しまれることをお勧めします。
当ダイビングスクールではダイビングから遠ざかっていた期間、ブランクによってお勧めするリフレッシュ内容を変えてあります、ダイビング経験は考慮していないので一概には言えませんが、お悩みのことなどあればぜひご相談ください。