PADI セルフ・リライアント・ダイバー
スペシャルティ ダイバー コース
PADIセルフ・リライアント・ダイバー・スペシャルティ・コースは、バディ・システムの役割をきちんと理解し、実践できるダイバーが、スクーバダイビング中における自己依存(自己解決)と自立を確認し、開発しながらダイバーの安全性を確立するコースです。
経験豊富なダイバーにとってPADI セルフ・リライアント・ダイバー・コースを受講する理由は、、、、
・自分が希望し又は必要な場合に、パートナー無しでダイビングを計画し実行するスキルを開発するため。
これは決して単独(バディなし)ダイビングを奨励するものではありません、バディ潜水を実施していたが、やむを得ない理由でソロダイビングを行う場合に安全を確保しながらダイビングを継続するためのコースです。
・自身のダイビング・スキルに磨きをかけ、ダイビングのペア又はチーム内のより強いパートナーとしてのダイバーを作り上げるため。
このコースは、単独でのダイビングが適用される可能性がある場合、及びダイブ・プラン、生命維持システムの準備、適応するトレーニング、器材、責任を含む、これらの状況を補う必要性をカバーします。
生徒ダイバーが行なうダイビングにおいてパートナーの有無に関わらず、最初に自分自身を頼りにするためにそれらのスキル、知識及びテクニックを開発する手助けをする自己依存(自己完結)のダイビングを紹介するものであり、以下が含まれます:
・ バディ・システムの価値と適用
・ パートナー無しでのダイビングの考え方とモチベーション
・ 単独ダイビングに潜在するリスク、及びそれらリスクの管理方法
・ 予備器材の価値と必要とされるバックアップ器材は何か
・ ダイブ・プランとガス管理
ダイバーの参加前条件について
すぐに参加できるコースではありません、当店ではPADI規準に加え条件を設定しております。
- PADI アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー又は他の指導団体から同等資格の認定を受けていること。
- PADI ナビゲーションSP認定※ダイブマスター以上の方は不要
- PADI DSMB SP認定※ダイブマスター以上の方は使用できればOK
- 少なくとも100 ダイブの経験を証明できること。
- 満18 歳以上であること。
- PADI セルフ・リライアント・ダイバー・スペシャルティ・インストラクターによるダイビング・スキル&知識評価を事前に完了すること。
スキル評価内容に関してはこちらのダイブマスタースキル評価に準じて実施します。
必要器材について
所有だけでなく、使用できることが大切です
1. 標準的なダイビング器材。
2. DSMB 又はリフトバッグのようなサーフェイス・マーカー・ブイと少なくとも30 mのライン。
※DSMBはスムーズに使用できるようにDSMBスペシャルティコースの受講を事前に終えてください。
3. 予備のガス供給源 ‒ ポニー・シリンダー、アイソレーション・バルブの付いたダブルタンクまたはサイドマウント・コンフィグレーション。予備ガス供給はダイビングが片手で操作できるよう構成しなければならない。
4. 予備の水深計とボトムタイマー、又はダイブ・コンピューター。
5. 予備の水面シグナル用器材(音の出る器材と視認できる器材の両方)。
6. ナイフ/ カッティングツール
7. スレートと鉛筆
8. バックアップ・マスク(推奨)
PADI セルフ・リライアント・ダイバー・コース免責同意書及び危険の告知書
バディ無しでのダイビングを選択するリスクについて受講されるダイバーの皆さんが十分に理解していることを書面で確認していただき、署名をしていただきます。
ダウンロードページのアドヴァンス・スペシャルティ・レスキューダイバーに書式をご用意しております。
PADI セルフ・リライアント・ダイバー 前評価
コース開始前に知識の復習とスキル評価を実施しています、PADIダイブマスタースキル評価のうちスクーバスキルに関してチェックします。
未達スキルがある場合、海洋実習には参加いただけません。
PADI セルフ・リライアント・ダイバー 知識開発について
インストラクターによるプレゼンテーションを受講していただきます、受講後のナレッジリビューがあります。
PADI セルフ・リライアント・ダイバー海洋実習
DIVE 2
・10 分毎にスレートに深度と残圧を記入する、時間、深度及びガス供給を認識していることをデモンストレーションする。
・水中でマスクを外し、少なくとも2分間、少なくとも18 m距離を泳ぐ。
・泳ぎながら、エア切れの緊急事態をシミュレーションし、30 秒以内に自分の予備空気供給へ交換して少なくとも2分間呼吸する。
・水面に出ることなくナビゲーションを行ないスタート地点の6m以内に戻ってくる。
・ナビゲーションを行い、計算された距離を、ナチュラル・ナビゲーションを使用して15 m以内に戻ってくる。
・空気消費量を計測、計算するために適切な情報を記録する。
・水底からリフトバッグ又はDSMB を放出する。